【質問】独立するためには何が必要?
こんにちは、川浪です。
「独立するためには、何をすればよいですか?」という質問を、これまで何度もされたことがあります。
僕自身、決して大成功を収めたというわけではありませんが、少なくともこの五年間独立してレッスンを続けてきたなりに、お答えさせていただいています。
これをお読みの方で、そういった内容に興味のある方もいるかもしれませんので、今回は、今ふり返ってみて、独立する前にやっていてよかったことを紹介します。
その1、スキルを身につける
当たり前の話ですが、独立して事業を営むわけですから、何か提供するものが必要です。
僕の場合は、ドラムとアレクサンダーテクニークでした。
ドラムは10年以上やっていましたし、アレクサンダーテクニークも教師養成コースで学んでいました。
その2、自分でも買ってみる
例えば、ドラムのレッスンをしようと思っていたら、実際にドラムのレッスンを受けてみるということです。
この時に重要なのが、売り手目線になる、ということです。
売り手の目線でサービスを受けてみれば、そのサービスを提供するために必要なことが、見えてくるはずです。
また、対価として金銭を得るためには、どの程度のクオリティが必要かもわかります。
その3、試しにやってみる
僕の場合は、まず知人にレッスンを受けてもらいました。
ドラムを叩いてみたいという方がいれば、お試しでレッスンするよ、という具合に。
ドラムのレッスンであれば、レッスンに至る前に、まず日程を調整して、スタジオを予約して、といった実務が必要です。
レッスンしてみれば、どんな譜面を用意するのか、スティックを持ってない方のために貸出用も必要だな、とか、様々なことがわかります。
あるいは、知人を招いて、勉強会を開催するのもよいです。
僕はアレクサンダーテクニークの資格を取る前から、それまでに学んだことをシェアする会を、ほぼ毎月行っていました。
勉強会をやるためには、事前に準備をする必要がありますし、また実際にやってみたら、こういう表現では伝わらないな、とか、思わぬ質問が飛び出して焦ったり、ということがあります。
この経験はすべて、独立した時の糧になります。
この時のポイントは、無料でやることです。
あくまでも目的は、経験を積むことです。
いきなり有料だと、参加者を集めるのにハードルが上がります。
それよりも、参加のハードルを下げて、回数をこなすほうが重要です。
僕も最初は、持ち出しでやっていました。
慣れてくれば原価(場所代)くらいは、いただいてもよいと思います。
ちなみに、雇われで経験を積む、という方法もあります。
むしろ、その方が、一般的だと思います。
その4、情報発信する
あなたがどんなサービスを提供しているのか伝える、ということです。
ブログやSNSで発信するのもいいですし、出会った人に、こんなことをやっていますと、口頭で伝えるのもよいでしょう。
発信すれば、なんらかのフィードバックが返ってきます。
友達に話したら、興味あるからもっと知りたい、と言われるかもしれません。
ブログを書いたら、コメントされたり、シェアされたりするかもしれません。
あるいは、何の反応もない、というのが、フィードバックかもしれません。
(ちなみに言うと、反応はほとんどありません。笑 一度くらい炎上してみたいものです)
それでも、とにかくやり続けることが重要です。
そうしなければ、誰もあなたの存在を知ることができないからです。
以上、4つが、独立するための土台となるでしょう。
僕の場合はレッスンですが、その他の業種でも、基本的には同じだと思います。
そして、これらは、独立してからも続けていくことです。
決して楽な道のりではありませんが、やることは非常にシンプルです。
ぜひトライしてみてください。
余談ですが、起業系のセミナーは、詐欺的なものも多いので、気をつけてください。
そのあたりの事情に興味のある方は、直接聞いてください。笑