アップライトピアノ導入しました!および、川浪のレッスンの本旨について。
こんにちは、川浪です。
ついに!
アップライトピアノを導入しました。
実家に昔からあるピアノを譲り受けました。
今はなきアトラスという国産メーカー。
昭和48年製ですが、オーバーホールもしたので、ピカピカです!
ちなみに僕は、幼少期にピアノレッスンを断固拒否したらしいです。笑
そんな僕ですが、高校生になってドラムを始め、いまさらになってピアノや、いろんな楽器をやっています。
人生って、わからないもんですね。
入り口からは入らないので、クレーンで二階から搬入。
なかなか見たことのない光景です。
以前は、電子ピアノを置いていて、ピアノの方にレッスンする時は、そちらを弾いてもらっていました。
僕も電子ピアノで練習していましたが、やっぱり生楽器は全然違いますね。
タッチや響きが違うのはもちろんですし、弾いていても楽しいです。
ピアノの方は、レッスンの感じも変わるのではないでしょうか。
ただ勘違いしてほしくないのは、電子ピアノではレッスンの効果が無かったかというと、まったくそうではありません。
なぜなら僕がやっているのは、ピアノのレッスンではなくて、身体の使い方のレッスンだからです。
さらに言うと、正しい身体の使い方を学ぶわけでもありません。
(いつも言ってるように、そんなものありません)
僕のレッスンでお伝えしているのは、目的を達成するのに、効果的な身体の使い方を導き出すためのプロセスです。
このプロセスは、電子ピアノだろうが、生ピアノだろうが、同じです。
もっと言えば、どんな楽器でも同じですし、楽器に限らず、人間の身体を使う活動であれば、全て同じです。
その証拠に、僕のレッスンを受講されている方は、どの楽器の方でも、演奏改善を実感されていますし、演奏だけでなく、日常生活でも改善を得られることもあります。
アップライトを導入したら、今度はグランドがいいと思う方もいるでしょう。
もちろん僕もそう思います。
ですが、先程も述べた通り、どんな楽器を弾くかということは、このレッスンの本旨ではありません。
僕は元々ドラムを演奏しているので、アレクサンダーテクニークのレッスンを受けていたころは、ドラムの演奏を見てもらっていましたが、ドラムセットのあるところでレッスンを受けたことは一度もありません。
練習台すらなく、イスを叩いたりしていました。笑
それでも、イスを叩くときは、こんな身体の使い方をすればいいんだな、ということを学び、ドラムセットに座った時に、それと同じプロセスを試すということをしていました。
それで十分すぎるほど、効果がありました。
また、僕の現在のレッスンでも、電子ドラムは置いていますが、さすがに生ドラムは置けません。
ドラムやパーカッションの方には、それでレッスンを受けていただいていますが、それでもちろん効果があります。
さらにさらに、本番で緊張するのをなんとかしたい、という方に対して、レッスンルームで本番を再現することは不可能です。
ですから、僕は、本番の時に、こうしてみてください、ということをお伝えします。
それで、ちゃんと効果があります。
ウソだと思う方は、体験談を見てください。笑
もちろん、ピアノの方へのレッスンが、より実りのあるものになればいいなと思い、アップライトピアノを導入したことは間違いありません。
しかし、レッスンの本旨は、それではない、ということも、理解しておいてください。
レッスンで学んでいただきたいことは、身体をどう使えばよいか、という結果ではなくて、そこに至るまでのプロセスです。
そのプロセスを、色んな場面に当てはめてみる、というのが、このレッスンの醍醐味です。
なぜなら、このプロセスは、どのような場面でも当てはまるからです。
こういうと少し大げさかもしれませんが、僕は、レッスンで万能の道具をお渡ししますので、それをどのように使うかという創意工夫を、あなたにも楽しんでいただきたいと思っています。