アレクサンダーのレッスンで、身につくのが早い人と、そうでない人の違い
こんにちは、川浪です。
アレクサンダーテクニークのレッスンを受けていて、身に付けるのが早い人と、そうでない人の違いを生むポイントを説明します。
例えば、ボーカルの方で、「高い声が出しにくい」という悩みがあります。
僕のレッスンでは、高い声を出すために、不必要な体のクセを手放すことを指導します。
今日のレッスンでは、首の緊張を手放すようにアプローチしました。
指導して、もう一度歌ってもらったあとの、フィードバックは、大きく二通りあります。
1、高い声が出しやすくなりました。
2、今度は、○○が気になります。
あなたは、どちらのほうが、成長が早いと思いますか?
、、、
正解は、1の方です。
これまでレッスンをしてきて、明らかにそう感じます。
このことが、なぜ成長に違いを生むのでしょうか?
あなたには、上手くできることと、そうでないことがあります。
ほとんどの人が、上手くできるより、出来ないことに意識を集中しがちです。
そうすると、一つの事がうまくいっても、あれもできない、これもできない、というスパイラルにはまってしまいます。
こういう話をすると、「出来てないことを、見ないようにするのか?」という疑問がわきますが、そうではありません。
出来ていないこと「だけ」に意識を向けるのではなく、出来るようになったことにもしっかり意識を向けること。
そうすることで、出来ることがどんどん増えてきて、成長のスピードも早くなってきます。