アレクサンダーテクニークで成果の出る人、出ない人
こんにちは、川浪です。
アレクサンダーテクニークのレッスンを始めて、かれこれ5年ほど。
たくさんの音楽家の方にレッスンしてきましたが、レッスンを受けて成果を出される方に共通した特徴があります。
それは「継続している」ということ。
なんだ当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、継続しさえすれば、ほぼほぼ、間違いなく効果を得られます。
逆に言えば、一回や二回、レッスンを受けただけでは、何もわからないということです。
僕は、アレクサンダーテクニークの講師養成のための講習だけで1600時間、それ以外にも個人レッスンを大量に受講しました。
僕が以前開催した、アレクサンダーテクニークを教えるために必要な知識の全てをお伝えする講座は、全部で72時間におよびました。
これだけの知識を、月数回の個人レッスンだけで得るには、軽く数年はかかるでしょう。
もちろん、レッスンを受けるだけでは意味がありません。
学んだことを、日々実践して、新しい習慣として身につける必要があります。
巷では「三週間、毎日続ければ習慣化する」とよく言われます。
逆に言えば、ほとんどの人が、新しい習慣は三週間すら続かない、ということです。
一回レッスンを受けて、その時はなるほど!と思ったとしても、一ヶ月もすれば、すっかり忘れています。
三日坊主とはよく言ったものです。
ですから、月に数回、定期的に個人レッスンを受けるというのは、本当に効果的です。
結局のところ、レッスンというのは小さなことの積み重ねです。
一回一回の変化は小さくても、それを半年、1年、2年、、、と積み重ねていくことで、ずいぶんと大きな変化を得られます。
もしあなたが、自分の演奏を変えるために、これまでとは違う取り組みをしようと思ったのなら、すぐに結果を得ようとするのではなく、じっくりと腰を据えて取り組んでみてください。
追伸
僕のレッスンにおける、学びのステップはこの記事に書きました。