アレクサンダーテクニークは読んで学ぶことができるか
こんにちは、川浪です。
それから数日、個人レッスンを行うなかで、数名の方に全く同じ内容を伝えました。
しかも、その全員が、このブログ記事を読んでいました。
別に、その方々の理解力がない、というつもりは毛頭ありません。
このようにブログを書いておきながら、こんなことを言うのも何ですが、はっきり言ってブログって全然伝わらないのです。
伝わらない、というと、語弊がありますね。
より正確に言うと、僕の伝えたいことの100分の1くらいしか、伝わりません。
まぁ、100分の1でも、何も伝えないより、よっぽどいいと思って、書き続けています。
とはいえ、今回は、なぜブログでは伝わらないのか、その上で、どうすればより効果的になるかをお伝えします。
伝わらない理由その1
身もふたもないですが、アレクサンダーテクニークのレッスンでやっている内容を、文章だけで理解することは、ほぼ不可能です。
もちろん、僕自身の文章力が拙いということもありますが、それを差し置いても、対面のレッスンに比べると、圧倒的に情報量が少なくなります。
伝わらない理由その2
文章で必要な情報を得られたとしても、問題と手段が合致しません。
こちらがメインの理由です。
ほとんどの方が、自分の問題を正確に把握していません。
こちらの記事でも書きましたが、そもそも方向性が間違っているということが、よくあります。
もっとシンプルな例だと、指を固めてしまうことが問題だと思って、指をなんとかしよう、と思っていても、本当は指以外のところを固めているところが問題、ということが、よくあります。
自分の問題を正確に把握していなければ、何をやっても上手く行きません。
また、問題を把握していても、それに対する手段は、これまた無数にあります。
その中から、自分に合う手段は何なのか、色々試してみて、効果が出るものを探し出す必要があります。
もちろん、根気強くやれば、かならずいつかは効果を得ることができます。
僕自身は、自分の身体の使い方に関しては、このように取り組んでいます。
ここしばらくは、誰かに指導を受けるということをしていません。
一人で根気強く取り組んで、効果のあったことだけを、レッスンで伝えるようにしています。
しかし、これと同じことをすべての人ができるとは、とうてい思いません。
僕に才能があるとか、そういうわけではありません。
単純に、これを仕事にして、24時間このことばかり考えているから出来るだけです。
だから、自分の本業以外であれば、当然、習いに行っています。
ここ半年ほど、ギターのレッスンに通っていたり、最近は、全五回のコーチングを受け始めました。
(コーチングについては、とてもおもしろいので、また機会があれば書きたいと思います)
というわけで、もちろんこのブログを読んでくださっているあなたのために役立つ情報をお伝えしているつもりですが、もし試行錯誤に時間をかけることなく、短期間で演奏を改善したいと思っているなら、ぜひレッスンにお越しいただくことをおすすめします。
あなたの演奏上の課題に対して、最も効果的な手段をお伝えすることを保証します。