体験談

アレクサンダー教師になる前に知っておきたかったこと


こんにちは、川浪です。

先週末は大阪で活動していました。

土曜は、僕がアレクサンダーテクニークを学んだ母校であるボディチャンスに在籍する方向けのセミナーを行い、日曜はこれまた母校である高校吹奏楽部の定期演奏会にOBとして参加しました。

演奏会は、卒業してからもほぼ毎年参加しており、半ば同窓会のような雰囲気で楽しく演奏させていただきました。

はるか昔、高校生の頃に「ドラム叩きたいなぁ」と思った川浪少年は、わけもわからず吹奏楽部に入部しました。笑

それが今のキャリアにつながるすべての原点となっていることを考えると、クラブと顧問の先生には感謝の気持ちしかありません。

というわけで、年に一度ではありますが、出来る限り、この活動を続けていこうと思っています。

さて、今回の本題は、その前日に行ったセミナーについてです。

僕はアレクサンダーテクニークのレッスンを生業としています。

しかし、現実問題として、同じようにアレクサンダーテクニークの先生になりたい!と思っても、すべての方が同じように活動しているかといえば、そうではありません。

むしろ、僕のような例は珍しいパターンです。

というわけで、僕がどのような経緯で、現在のような活動にいたったのか、何を考えながらアレクサンダーテクニークを学んでいたのか、などをお伝えさせていただきました。

僕自身が過去を振り返ったときに、こういうことを知っておきたかった!と思う内容です。

細かいことも色々ありますので、そのすべてを書き出す事はできませんが、今回は特別に!(笑)その中でもっとも重要なことを一つだけお伝えします。

それは「自分がなりたい像を明確に思い描く」ということです。

なんだそんなことか、と思われるかもしれませんが、これが本当に重要なのです。

プロフィールにも書いてありますが、僕は独立する前は、公務員として働いていました。

それから気がついたら、アレクサンダーテクニークのレッスンを始めていた。。。わけではありません。

僕は公務員として働いている時から、明確にこのレッスンで独立するということを、明確に思い描いていました。

どこで、誰に、どんなレッスンを行うのか、そのためにはやるべきことは何か、などをずっと考えていたわけです。

現実は公務員として働いているにも関わらず、です。笑

そうこうしているうちに、だんだんその気になってきて、そのために必要な行動をとり、気がつけば、当時思い描いていたことは、ほぼ全て現実のものとなりました。

もちろん、すべてが順調にすすんだわけではありませんし、思い描いただけで、その通りになるわけではありません。

レッスンのスキルや、実務的な話も、もちろん関係しています。

しかし、やはり「自分がなりたい像を明確に思い描く」ということがすべての始まりであることは間違いありません。

といったことを、お話させていただきました。

いただいた感想を紹介します。

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言語、イメージではない運動についての感覚で考えているという話がすごく納得でした。

レッスンの中で、自分の頭が固まる瞬間を一度感じられ、それからは普段の生活のなかでも、その感覚がつかめるようになってきた体験に説明がついた感じがしました。

理想を描いて現実していくお話もとてもおもしろかったです。

ありがとうございました!

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明確なアドバイスがいただけそうな感じで、個人レッスンを受けてみたいと思いました。

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はっきりしていて、わかりやすかったです。

迷いがあったんだけど、ちょっと自分に自信が持てました。

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思ったこと、思った通りに身体は動くということ。

同じように人生でもこれをやると決めたとおりに、進んでいくという話が印象的でした。

身体は、考えるより前に反応する、動きが起こるという深い話が聞けて良かったです。

ありがとうございました。

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以上です。

さて、感想の中にもありますが、アレクサンダーテクニークでいう「思考」について、一歩踏み込んだ内容を説明させていただきました。

レッスンでは、思考=身体、考えたとおりに身体は動く、といった内容をお話しています。

この「思考」というのがくせ者で、じゃあ精神論なのか、まじないでも唱えておけばいいのか、という誤った捉え方をされる方もいます。

実際に誤って捉えたまま指導をされている方もいるようですが、これは全くの誤解です。

これについては、次回以降、詳しく説明したいと思います。