アレクサンダーテクニーク

レッスンで大切なことはディズニーに学んだ


こんにちは、川浪です。

春休みに甥、姪が、ディズニーランドに来るというので、2days、付き添ってきました。

僕にも小さい頃、おじ、おば、いとこ達と一緒に、ディズニーに行った思い出があります。

思い出は一生残るものなので、甥、姪にとっても良い思い出になればと思い、全力を尽くしました!笑

まず、前提として、春休み中なので、激混みです。

人気アトラクションになると、三時間待ちなんてのも、ざら。

アトラクションだけでなく、食事もトイレも、行列です。

そこで、事前に情報を仕入れ、公式アプリで常に混雑度をチェックし、子どもだけで乗れるアトラクションには、子どもだけで乗ってもらい、おじである僕は、ファーストパスの確保や、パレードの場所取りに奔走しました。笑

その甲斐あって、一番人気のアトラクションは外したものの、主要なアトラクションはほぼ乗ることができ、パレードも良い場所で見れて、子どもたちも満足したようです。

これがもし、事前に情報を仕入れずに回っていたら、どうなっていたでしょうか。

一日の大半を、行列の中で過ごしてしまった、、、という方も少なくないと思います。

もちろん、何もない普通の平日に行くことが出来るなら、こんなことを考える必要はありません。

しかし、大阪に住む、甥、姪にとっては、なかなか難しい話。

激混みの春休みにしか来れない、という制約の中で、楽しい二日間を過ごせるか、過ごせないかは、情報の有無に関わってくるわけです。

この話は、演奏においても同じです。

もしあなたが、生まれ持った体格にも恵まれ、練習時間も無限にあるとしたら、何も考えずに練習を続けていても、いつかは自分が望む演奏を手に入れられるかもしれません。

しかし、そんなことは稀です。

というか、ありえません。

生まれ持った身体を変えることは出来ませんし、練習も人それぞれ限られた時間の中でやるしかありません。

そんな制約の中で、思い通りの演奏ができる人、できない人を分けるのは、情報です。

音楽の世界は、わりと「才能」の一言で片付けてしまわれがちですが、、、そうではありません。

僕は、長年レッスンをしてきて、

「身体はこういう構造になってますよ」
「演奏するときは、この筋肉を使ってるんですよ」
「あなたは今、こんな癖がありますよ」

みたいなことを言い続けていますが、だいたいみなさん「そんな話は初めて聞きました!!」というリアクションをされます。

それで、劇的に演奏が変わる人が、たくさんいらっしゃるのですが、それって本当に、知っているか、知らないかだけの話なんですね。

僕は何年も前から同じことをお伝えしています。

もっと言えば、人間の身体の仕組みなんて、何十万年前から、そんなに変わってないんですね。

つまり、あなたが悩んでいることの大半、こと身体の使い方においては、実はすでに答えが出ているのです。

あなたがもし、行列に並ぶことが好きなら(演奏について悩みもがくのが好きなら)特に言うことはありませんが^^;

せっかくの春休みを一日中行列の中で過ごしたくないなら(限られた時間の中で、少しでも演奏を良くしたいのなら)ぜひ情報を活用してくださいね。