レッスンの実例before/after【動画あり】
こんにちは、川浪です。
レッスンを受けたら、演奏にどのような変化があるのか。
今回はその実例を紹介します。
レッスンを半年ほど受講されているピアノの生徒さんが、YouTubeに演奏動画をアップされていました。
ちょうどレッスンを受け始める前に撮った動画と、最近撮った動画があったので、ここで紹介させていただけないか聞いてみたところ、こころよく了承をいただけました。
レッスン受講前
レッスン半年受講後
曲も違うし、アングルも違うので、多少分かりづらいかも知れませんが、レッスン後のほうが、指や腕の使い方がなめらかですね。
音色も、全体的に良い響きになり、聴き心地もよくなっていると思います。
この方は、音大でピアノを学ばれ、現在も仕事で演奏されていますが、ここ数年は手首の痛みに悩まされていたそうです。
「腱鞘炎の名医」を訪ねたり、さまざまな手を打ったものの、目立った回復はなく、それでも演奏を続けるために、やむなく演奏時間を減らすなどしていたとのこと。
そんな折に、僕のレッスンを受講しはじめたところ、手首の痛み自体は、かなり早い時点で改善しました。
現在はほとんど気にならなくなり、以前より長時間演奏しても、疲れにくくなったそうです。
それだけでなく、音色も良くなったり、演奏力が底上げされているように感じ、さらなる向上を目指して、現在もレッスンに通われています。
この方に限らず、最初は「痛みをなんとかしたい」とか「ステージで緊張するのをなんとかしたい」といったネガティブな要因を改善したい、というキッカケでレッスンを受講される方は多いです。
しかし、それは早い段階で改善され「よりよい演奏をするために身体の使い方を学びたい」とレッスンを受講する動機が、ポジティブに変化していきます。
演奏歴が長ければ長いほど、上達するために試せるものは、ほとんど試してきたはずです。
練習も積み重ねてきたし、これ以上何をすれば、演奏が向上するのかわからない、という方も多いはず。
そういう方であれば、僕がレッスンでお伝えしている身体の使い方を学べば、現状を打破するきっかけになる可能性は高いです。
なぜなら、演奏するとは、すなわち身体を使って音を奏でることですし、その身体の使い方について、ちゃんと学んでいる人は、ほとんどいないからです。
今回の方もそうですが、音大で専門的に学んでいても、演奏する時の身体の使い方まで教えてくれることは中々ないようです。
巷の音楽教室などのレッスンは、ほとんどの場合、音大卒の方がされているので、言わずもがなです。
もちろん、身体の使い方だけ学べば、よい演奏が出来る訳ではありません。
それ以外にも、たくさんの知識や技術が必要であり、そういったことは音楽のレッスンで学ぶべきことです。
しかし、音楽のレッスンはさんざんやってきた、あるいは、それだけではどうも行き詰まりを感じている、という方は、ぜひ身体の使い方を学んでみてください。
あなたの演奏の悩みを解決して、よりよい演奏をするためのきっかけになるはずです。