新しい難しい曲にチャレンジしようと思えた理由
こんにちは、川浪です。
生徒さんからいただいたメールを紹介します。
この方は、先日のセミナーにも参加いただきました。
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こんにちは。
昨日いただいたセミナーレポートを読んでの感想を、送らせていただきます。
当日にも書いたように、楽器や個々人の背景は違っても、レッスンで先生がしていることは、案外同じだということがわかりましたが、さらに他の参加者の感想を読み、これまで、それぞれの楽器を学んできた過程で、やはり皆さん同じような経験をしているということがわかりました。
それは自分が想像していた以上でした。
回数をこなす、時間をかける、精神論的なアプローチ、やみくもに繰り返す練習、などの言葉は、自分が書いたのかと思ったほどです。
アレクサンダーテクニークのレッスンを受けるようになって、練習の仕方も、練習している時の気持ちのあり方も、変化し続けています。
ひとつ決めた事があります。
『今はチャレンジする』ということです。
昨年練習していたある曲が、おそらく身体に負担をかけていて、肩を痛めた原因でもあるかもしれません。
その曲を、ひさしぶりに弾いてみたら、弾き方が変わったからか、それほど疲れずに弾く事ができ、もう一度その曲を練習したくなりました。
曲が悪いのではなく、私の弾き方が悪かったので、身体に負担をかけない弾き方を、もっと知りたいです。
いずれは年齢的にも体力的にも、新しい難しい曲をレパートリーにしていく事は出来なくなるかもしれないので、今のうち、もうしばらくは、とにかくチャレンジしてみようと、気持ちがはっきりと決まりました。
…というわけなので、これからもよろしくお願いいたします。
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メールありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします!
メールの内容にもある通り、楽器や経験は違えど、音楽家の方の悩みは、おどろくほど共通しています。
「イメージ通りに演奏ができない」や「本番になると普段のように演奏できない」という悩みを、これまでレッスンしてきて、山ほどきいてきました。
それを解決する手段は「とにかく根性で何とかする」「それでも無理なら才能がなかったとあきらめる」というのが一般的なようです。
結果的に、身体を痛めてしまったという方も、たくさんいるでしょう。
もちろん、練習もなしに演奏が上達する、なんていう甘いウソを言うつもりはありません。
(僕はそういうウソつきが大嫌いです。笑)
しかし、がむしゃらに練習したからといって、あなたの悩みが解決するとは限らない、というのも事実です。
練習することは、もちろん大事です。
そして、どんな練習をすればよいか、という課題も山ほどあります。
楽器屋さんの教則本コーナーに行けば、一生かけても終わらないほどの課題がありますよね。
しかし、それにどのように取り組めばよいのか、ということについて、精神論ではなく、身体的な側面からの具体的で実践的なアプローチは、これまでなかったように思います。
僕自身、それを知りたかったですし、僕が今レッスンでお伝えしていることは、まさにその「身体的な側面からの具体的で実践的なアプローチ」だと思っています。
僕がレッスンでお伝えしていることは、楽器や経験が違えど、まったく同じです。
それでも、多くの方が、演奏改善の効果を実感されていることが、何よりの証明でしょう。
ところで「今はチャレンジする」という一文に、僕は感銘を受けました。
新しいことにチャレンジしよう、と思う気持ちを持つことは、本当に難しいことだと思います。
人間誰しも、ほっておいたら、易きに流れてしまうものです。
僕自身も、常に挑戦しようとする気持ちを維持するために、強い精神力を必要としています。
そういうわけで、新しいことをしようという意欲のある方は、無条件で尊敬しています。
そのような方に、僕がレッスンをしていて、少しでもお役に立てるのであれば、これ以上の喜びはありません。
もし、あなたがチャレンジするのをためらっている理由が、身体に関係することならば、ぜひ僕がレッスンでお伝えしている身体の使い方を学んでみてください。
きっと、そのチャレンジの後押しになることを、お約束します。
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2017年2月26日(日)10時~
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