楽器を演奏する時に、指が動かない原因
こんにちは、川浪です。
アレクサンダーテクニークのレッスンを受ける方は、このような悩みをお持ちの方が多いです。
・楽器を演奏していると、指が動かない
・パソコンをしていると、肩や腰が痛い
・背筋を伸ばそうとしても、猫背になってしまう
などなど。
あなたはこんな悩みに、どのように対処しますか?
指がまわらない時を、例に挙げてみます。
ほとんどの方は、指が動かない時に、指を動かそうとします。
当たり前と思うかもしれませんが、これでは上手くいきません。
なぜなら、指が動かない原因は、体の他のところにあるからです。
原因を解決しないまま、なんとかしようとしても、上手くいかないのは当然です。
指以外にも、肩や腰が痛い、猫背になってしまうことも、原因は他の部分にあります。
なぜなら、人間の身体は、全身が関係しあっているからです。
指が動かない原因は、全身のバランスが崩れてしまっていることがほとんどです。
では、全身のバランスを考える時に、もっとも重要なところはどこでしょうか。
これは、アレクサンダーさん(アレクサンダーテクニークの創始者)が発見した、もっとも重要なことでもあります。
彼は、「全身のバランスでもっとも重要なのは軸である」と発見しました。
軸を、正確に言うと、頭と背骨のことです。
次回は、軸のバランスが、全身にどのように影響するのか、についてお話しします。
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