演奏の痛みは自分で治せる?
こんにちは、川浪です。
先日、ある生徒さんが「痛みを自分で治せる気がしてきました」とおっしゃっていました。
演奏をしていると、首、肩、腰、手足など、身体のさまざまなところに、痛みをお持ちの方は多いです。
痛みの改善というと、マッサージしてもらったり、施術を受けたり、湿布を貼るか、薬を飲むか、というのが、一般的なイメージのようです。
しかし、これらはすべて、対症療法、つまり根本的な解決にはなっていません。
では、痛みの原因はなんでしょうか。
もちろん様々な可能性がありますが、演奏における痛みは、ほとんどの場合、筋肉の使いすぎです。
もう少し正確に言うと、演奏に必要ない筋肉を使いっぱなしであれば、それが痛みの原因になります。
だとすれば、それに気づいてやめたらいいだけの話です。
冒頭で、生徒さんがおっしゃった通り、痛みは自分で改善することができます。
これまでに、あまりに痛みがひどいので、演奏を諦めようかと思っていたけれども、レッスンを受けたら改善して、また演奏できるようになりました、という方が何人もいます。
もしあなたが、演奏時の身体の痛みにお悩みであれば、まずは、痛みの原因は、自分の身体の使い方にある、ということを知っておいてください。
決して、演奏そのものが原因ではありません。
もしそうだとしたら、演奏をやめるしか、改善する方法はありませんよね。
身体の使い方が原因であれば、それを正しく学ぶことで、痛みも改善することができます。