生まれて初めてクラリネットを吹いてみた(動画あり)
こんにちは、川浪です。
生まれて初めてクラリネットを吹いてみました。
その時の動画です。
はっきり言って下手ですが、教えていただいた方に、クラリネット歴5分にしては上手すぎる、と褒められました。笑
普通は、音を出すのも一苦労だそうです。
(ちなみに、管楽器の演奏に必要なことについては、こちらの記事を参照)
なにも、下手くそなクラリネットを公開したかったわけではありません。
クラリネットを吹いてみたことには、理由があります。
それは、音楽家により良いレッスンを提供するためです。
レッスンをしていて、よく言われることは、「〜〜(楽器名)を演奏したことがないのに、〜〜の悩みを解決できるなんてすごい」ということです。
なぜそれが出来るかというと、「演奏法」を教えているわけではなく、「演奏法の方法」を教えているからです。
しかし、単純に考えて、演奏法も知っていれば、より良いレッスンが出来ます。
実際、ドラム歴が長いので、ドラムは他の楽器より、遥かに深く理解しています。
また、ピアノやギターをかじったことは、明らかにレッスンの糧になっています。
というわけで、より良いレッスンを提供するために、一通りの楽器を経験しておこう、と決意しました。
実際に、演奏を経験することで、その楽器特有の悩みや、演奏上の課題、それに対する解決策まで、より深く理解できるようになると思います。
新しい楽器を経験することは、楽器への理解というだけでなく、僕自身がアレクサンダーテクニークを実践するという意味でも有効です。
僕のレッスンでお伝えしていることは、プロの音楽家や、音大生など、演奏を専門的に学んだ方でも、役に立つといってくれます。
逆に言えば、僕がレッスンで伝えている内容は、他では、なかなか得られないということです。
音楽家に、このレッスンを伝えていくことは、人生をかける意義が十分にあると思っています。
独立した当初は、いかに稼ぐか、ということが重大な問題でした。
そのため、すぐに儲かりそうな話に飛びついたこともあります。
儲け話は、ものすごい魔力があります。
わりと最近も、美容関係に手を出そうとしていました。笑
しかし、現実には、そんなに簡単に儲かる話などありません。
儲けようと思えば、それなりの労力を費やす必要があります。
一人で仕事をしているので、手を広げると、まったく労力が足りない、ということを、ようやく理解してきました。
それよりも、一つのこと、よりよい演奏をするための身体の使い方、という軸をぶらさずに、その一点に労力を費やそうと思い至ったわけです。
決してラクな道のりではないと思いますが、まだまだ人生は長いです。
残りの人生をかけて、より良いレッスンを提供すること、より多くの方にレッスンを提供すること、この二つを推進していきたいと思います。