英語とアレクサンダーテクニークの共通点
こんにちは、川浪です。
最近、英語の勉強を始めました。
正確には、再開、です。
学生の頃から、英語に真面目に取り組もうと思い、何度も挫折してきました。
どうすれば、英語が使えるようになるのか、色々な方法を試したのですが、結局のところ、地道にコツコツやるしかない、という結論に至りました。
今は、簡単な短文集を買ってきて、ブツブツと唱えています。
英語ができる自分、という理想のイメージと、現実とのギャップがありすぎてツライのですが、最初から難しいことが出来るわけもなく、一歩ずつ進んでいくしかないですね。
もちろんこれは、英語に限った話ではありません。
演奏においても同じです。
僕は一年ほど、ギターレッスンを受講しています。
毎回、一つか二つ課題が出され、それを日々練習しているだけですが、始めた頃に比べると、ずいぶん色々なことが出来るようになりました。
一つずつ課題をやってる時は、そんなに上達してる感じはありませんが、振り返ってみると明らかですね。
さて、ここからが本題ですが、もちろんアレクサンダーテクニークを習得する過程でも同じことがいえます。
レッスンを受講される方には、こんな風に演奏したい、というイメージがそれぞれあると思います。
そのイメージと、現実を比べた時に、どうしても、あれも気になる、これも気になる、という状態になってしまいます。
その気持は、痛いほど理解できます。
ですから、レッスンでは、出来る限り生徒さんのリクエストにお答えするようにしています。
しかし、指の使い方も、腕の動かし方も、楽器の持ち方も、呼吸も、姿勢も、、、たくさん気になったとしても、一度に全てに取り組むことは不可能です。
結局のところ、一つずつ取り組んでいくしかなく、それが最短の道でもあるのです。
一つのことで、劇的に変わることもあれば、中々、効果を感じられないこともあるでしょう。
それらを、数ヶ月、数年単位で取り組んだ後に振り返ってみると、ずいぶんと変わったことを実感できるはずです。
というわけで、身体の使い方を改善したい、と思われる方は、レッスンを受けたり、このブログを読んだりして、日々コツコツと、気長に取り組んでみてください。