飲み会でこんな話を聞きました
こんにちは、川浪です。
先日、生徒さん交流の飲み会を開催しました。
唐突な呼びかけにも関わらず、10名の方にお集まりいただけました。
写真は二次会の様子。一次会は写真を撮り忘れました^^;
一番奥の左にいるのが、僕です。
前方にオートフォーカスされているので、かすんでいますね。笑
楽器や、演奏するジャンルも様々ですが、音楽をただ演奏するだけでなく、身体の使い方まで気にしようという意識の高い方たちばかりですから、共通するところがあるのでしょうね。
最終的には、終電間際まで盛り上がりました。
基本的には、楽しく話をしていただけですが、普段レッスンでは伺えないような、生徒さんの本音を、ちらちらと耳にすることが出来ました。
けっこう、皆さんに共通しているのは「レッスンを受けていて半年くらいはよく分からなかった」ということです。
中には、数回レッスンを受けただけで、何かをつかんで、劇的に演奏が変わる方がいるのも事実です。
しかし、レッスンを受けた時には演奏が変化するのは実感しているが、何が違ったのか理解できていないし、一人の時に出来る気がしない、というような感じで悶々とされる方も多いです。
実際これまでのインタビューでも、そのようにおっしゃっている方がいます。
東京藝術大学ヴィオラ専攻:川守田さん
警察音楽隊ホルン奏者:熊谷さん
陸上自衛隊音楽隊クラリネット奏者:小谷さん
なぜそういうことが起こるかというと、結局の所、これまでの身体の癖や、考え方に縛られているからなんですよね。
楽器を長年やっていると、無意識のうちに、演奏とはこうあるべきだ、という思い込みがたくさん付随しているわけです。
それを取っ払っていきましょうというのが、僕のレッスンでやっていることなのですが、長年しみついたものを手放すには、どうしても時間がかかります。
それが、人にもよりますが、半年から一年くらいかかるということなんですね。
ただ、それを乗り越えれば、確実に自分の演奏が良くなってくるという感覚を得られると思います。
というわけで、身体の使い方を学ぶためには、すぐに結果が出なくても気を落とさずに、じっくり腰を据えて取り組んでくださいね。